2022年2月1日
先日のAクラス(小学低学年)のレッスン前の様子。
当スタジオのAクラス(小学低学年)に通う小学一年生の男の子はいつもスタジオに来たら、さっと準備を済まし、自ら進んで練習を始めます。
周りの子達は、最初はその子や、周りの様子を伺っています。
その男の子はそんな周りを気にせず、黙々と練習を続けます。
私はそれを見て、先ずは黙って全体の様子を観察します。
すると、もう1人が練習している男の子を見て、自ら練習を始めます。
そのタイミングで私は、先ず最初に練習を始めた男の子に、敢えて皆んなに聞こえるように『自分で練習できて凄いね!そうやってたらどんどん上手くなって、ダンスがもっと楽しくなるねー』と声を掛けます。
その後にもう1人の子に『練習している子を見て、自分も練習しよう!と思った事、その一歩を踏み出せた事が凄い事だね!素晴らしい!』と声を掛けます。
すると、また1人、また1人と皆んなが練習を始めます。
この日は最終的に全員がレッスン開始前に前に出て練習を始めてくれました。
私は一人一人に声を掛けて、先ずは『褒める』そしてアドバイスを送ります。
練習したいけど、周りの目が気になったりで、その一歩が踏み出せなく、躊躇する子達の気持ちも、私はとても理解できます。
でも皆んなダンスが大好き!
褒められるのもとっても嬉しい!
私は指導する立場として、こうした声掛けのタイミングをとても大事にしています。
1人で黙々と練習する子、仲良し同士でニコニコ笑いながら練習する子、皆んなそれぞれですが、とてもいい空間で私も自然と子供達から笑顔を貰いました。